- 「危機感 × 気付き × 即行動」のサイクルを高速で回す
- 良いやり方を、徹底的に真似る
書籍『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』
著者 村山太一さん
出版社 飛鳥新社
出版 2020/8

今回はこちらでお勉強。
一流シェフが、経営を学ぶためにアルバイト。
著者村山太一さんは、ミシュランの星を獲得する程のシェフ。
ただ、経営するレストランは、過去、問題があったとのこと。
長時間労働が常態化したり。
経営も、ギリギリだったとか。
そこで、「経営を学ぶ」という目的のため、サイゼリヤでアルバイト。
学んで、経営を改善されたとのこと。
従業員1人の、時間当たり生産性:約3倍に。
スタッフ1人当たり、年間売上:約2.2倍に。
経常利益率:8%UP
労働時間:約4割減
従業員数:9人→4人

働く人数が半分以下になったのに、労働時間は減り。
利益も向上。
すごいですね。
原理原則:より良い方向に変化し続ける
- 落とし穴に落ちない
- 最短で成長する

「変化に対応したものが生き残る」と聞きます。
自分だけの強みを持ちたいところ。
- 「危機感 × 気付き × 即行動」のサイクルを高速で回す
- 良いやり方を、徹底的に真似る
危機感 × 気付き × 即行動

著者の村山さんは、「サバンナ思考」と命名。
落とし穴に落ちないために。
致命傷さえ負わなければ、生存確率はグッとUP。
最悪の事態を避けるために。気付いて、行動。
- 悪いことが、起こる前に回避
- 変化が起こった瞬間に、いかに早く対応できるか

何事もなかったようにするのが理想。
例えば。
病気になる前に、予防。
生活習慣の改善、検診など。
火事にならないよう、防災意識を高め。
火事を起こしにくいように、環境整備したり。
問題が大きくなる前に、対応。
問題は、放置すると基本、大きくなっていくだけ。
危機管理を。
解決が必要な問題を、優先順位をつけて、考え続ける
思考停止しないように。
固定観念にとらわれすぎないように。

あれもこれもは、時間・資金的に無理。
優先順位付けは大事。
自分のコントロールできる事で。
自分のコントロール外のことは、なるようにしかならず。
「自分が今、できること」に集中を。
どう転んでも、大丈夫なようにしたいところ。
代替案も用意して。
自分を常にアップデート
物事が「なぜそうなのか」を考え。納得すると、自主性が。
改善は、楽しみながら。
考え、納得すれば、作業に自主性が。
自主性が持てれば、物事を、楽しめるように。

目的意識を持っていると、楽しめるかと。
何事も、楽しんだ者勝ち。
- 自分が幸せになれるか?
- みんなが幸せになれるか?
- 稼げるのか?

理屈で納得いって。
それが楽しいと、「信じられる」ことに。
疑念を持たずに、没頭できるのは強み。
「努力は夢中に勝てず」と聞きます。
気付くには、周りを観察する
固定観念にとらわれず。

時にはゼロベースで考えることも必要。
常識・固定観念はブレーキになることも。

経営改革で。
異業種の人が社長になることが。
物事をフラットに見れるのが強みに。
固定観念・業界の常識にとらわれず。
異業種の強みを、持ち込んだり。
リスクを引き受けて、恐怖心と行動をコントロール
色々アンテナを張って。
気付いて、行動、対応して。
自分で考え、総合的にベストな選択を
時には、周りの空気を読まずに行動することも必要。
自分にとっての、ベストな選択を取るために。

シビアな選択を迫られる時ほど。
全員が満足する結果はなく。
学ぶ時:できる人を、徹底的に真似る
「0を1」、「無から有」にするのは大変。
できる人がいるなら、まずは真似ることから。
徹底的に。

著者の村山さんは、マヨネーズ理論と命名。
マヨネーズ、作り方を模索するよりは。
作り方を知っている人から、教わる方が手っ取り早いとのこと。
「自分がやりたいこと」を、「既にできる人」から学んで。
試行錯誤する時間を、ショートカット。
オリジナルは、模倣の後。
尊敬する誰かを、コピー。素直に、徹底的に。
できる人が、何を見て、どう感じて、どう動いているか
- できる人の感受性や、こだわりを感じ取る
- それを自分の中にコピーし、育てていく
疑念を持たずに。
自分なりの解釈は不要。
基本の型を身につけるまでは。
未熟さ故に、凄さがわからないこともあるので。

脳の特性としても。
疑念があると、無意識にブレーキをかけることに。

マニュアルなんかも、徹底的に。
行間が読めるほどに。
「〇〇という目的のため、⬜︎⬜︎する」といった。
マニュアルは、先人の試行錯誤の結晶。
その時点での効率的なやり方を、再現性高くまとめたもの。
良い仕組みを学びましょう。
まずは王道を、きちんと実践。
誰に教わるかは、大事

壁を乗り越えるか、階段を登っていくか。

師匠と称した、詐欺師にはご用心。
一流に学ぶ
著者の村山さんは、最初から最高峰の人から教わるのを推奨。
後が楽だとか。
負荷は大きいものの。
- 自分の理念や価値観、目指す方向性が同じ人
- 尊敬できる人物

ハードルが高いのも確か。
初心者が一流の動きを真似るのは、高難度。
やるべき確固たる理由・意思があるなら、一流からの学びが最短。
自分より、少しでも先行く人に学ぶ
自分より、少しでも先行く人に学ぶ

こちらの方が現実的?
挫折しては意味がないので。
課題は分解。
乗り越えられるくらいに。
成功体験を積み重ねつつ継続。
読書で、原理原則を学ぶ

ロングセラーや、古典が無難?
色々な分野の本を読んで。
知識や視野を拡張。

自分の知らない分野に、ヒントがあることも。
トップの人の本を読む。
深掘り。

理想、目標、ゴールがイメージしやすく?
自分が成長することで、新たな気付きがあるはず。

自分の知識にするために。
「ただ知っている」ではなく。

私の場合。
現在は、新規の本をメインに読み進め中。
2022年までは、勉強不足だったため。
一方で。
「本は、続けてもう一度読むと、学びが多い」とのこと。
なので、最近は、2回読んでます。
<間を空けずに読むメリット>
- 記憶が定着しやすい
- 前提知識が増え、より多くの気付きがある

読書で、先人の知恵を借りて。
試行錯誤の時間をショートカット。
読書で学ぶ以前、知らないことがたくさん。
王道と言われていることさえ。
学び、大事。
本を読んで、行動を

学んだことの価値を引き出すには、実践してこそ。
自分の適性・強みも考えて
努力にも、方向性が大事
弱みが強みになることは、あまりなく。
得意なことで頑張った方が、いい結果に。
自分の苦手なことで頑張るより。

ゲームキャラだと。
適性は魔法使いなのに、戦士を目指すと。
非力で、残念なキャラに?

非常に重要な選択。
時間・お金といった自分の資源を、どこに投下するか。
有限な資源の、効果的な分配を。
まとめ
- 「危機感 × 気付き × 即行動」のサイクルを高速で回す
- 良いやり方を、徹底的に真似る
最初から、ただただ楽な道はなく。
人生の危機管理を、上手にするために。
学んで気付き、行動を。
自分をアップデートし続けましょう。

興味を持たれた方は、是非、原著もご一読を。
村山さんおすすめ書籍の紹介もあります。

「学びつつ、気付き行動、危機回避。」
人生を、もっと楽しく、快適に。
では、ありがとうございました!
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