【読書・ビジネス/時間】『エフォートレス思考』

effort」とは「努力」のこと。

本質的な物事が、簡単になったら?

努力を最小限にするには?

余裕を持ち、いい判断を。
最も効率のいいポイントを、シンプルに改善。
その行動を自動化。

KEN
KEN

大事なことだけ選んでも、手一杯になってしまったら。

努力を最小化して、成果を最大化する仕組みとは。

  1. 書籍『エフォートレス思考』
  2. 前作『エッセンシャル思考』
  3. 働きすぎは、決して名誉ではなく。
  4. リソースは有限。
  5. エフォートレス思考の3ステップ
    1. ①エフォートレスな精神
    2. ②エフォートレスな行動
    3. ③エフォートレスの仕組み化
  6. エフォートレスな精神
    1. 転回:頑張れば成果が出るとは限らない
      1. 苦労は、本当に良いことなのか
      2. 最小努力の法則
      3. 頑張りすぎは、失敗のもと
      4. 考え方を180度逆転
        1. エフォートレス思考
        2. 大事なことをやり遂げる2つの道
      5. 一番簡単な問題を、見つける
    2. 遊び:「我慢」を「楽しい」に。
      1. 遅行指標を減らす
      2. 習慣は「何を」やるか、儀式は「どのように」やるか
    3. 解放:頭の中の不用品を手放す
      1. 不足思考から、充足思考へ
      2. 感謝は、強力な触媒。
      3. 不満と感謝の方程式
      4. ネガティブな感情を、解雇。
      5. 現実を受容すると、自由に。
    4. 休息:「休み」で脳をリセット
      1. 1分間の休息で、最高のパフォーマスを。
      2. 睡眠負債は、認知機能を低下させる。
      3. 深い眠りを確保。
      4. 昼寝を上手に活用。
    5. 集中:今、この瞬間にフォーカス
      1. ノイズの中でフォーカスする
      2. 人に対しては
  7. エフォートレスな行動
    1. 目標:ゴールを明確にイメージ。
      1. 修正しすぎてはいけない
      2. 1分間でゴールをイメージ。
      3. 「今日の完了」リストを作成
      4. 自分の人生のミッションは?
    2. 発動:はじめの一歩を身軽に。
      1. 最小限の機能で、最大限の学びを得る
      2. マイクロバーストを引き起こす
      3. 2.5秒が未来を変える
    3. 削減:手順を限界まで減らす
      1. 最低限必要なステップは何か
      2. 必要以上の努力は、誰のためにもならず。
      3. ゼロから始める
      4. やらないことを、最大限に増やす
    4. 前進:よい失敗を積み重ねる
      1. ゴミから始める
      2. 学習サイズの失敗を積み重ねる
      3. 最初から偉大だったものはない
      4. 「ゼロドラフト(下書き)」のアプローチ
    5. 上限:早く着くために、ゆっくり進む
      1. 全力疾走は、リスクが大きい
      2. やることの上限を決める
      3. ゆっくりはスムーズで、スムーズは速い
  8. エフォートレスの仕組み化
    1. 小さな努力を、何倍にも増幅させる。
    2. 学習:一生モノの知識を身につける
      1. 正しいことを、一度だけ学ぶ
      2. 一貫した原理を見つける
      3. 知識の基礎が大事。
      4. 重要な情報は、外側から
      5. 読書から最大限の成果を得る方法
        1. 読書から最大限の成果を得るための原則
      6. 誰もやっていないことを、極める
    3. 強化:いちばんシンプルに伝える
      1. 記憶に残るストーリーを作る
      2. 人に教えることは、自分自身が学ぶこと
      3. 戦略を単純化。
    4. 自動化:勝手に回る「仕組み」を作る
      1. 脳のメモリを、無駄遣いしない方法
      2. チェックリストを作成。
      3. 一つの大きな決断が、その後の決断を不要に
      4. 重要なことはハイテク化、不要なことはローテク化
    5. 信頼:不信のコストを削減
      1. 信頼は、チームワークの潤滑油
      2. 信頼できる人材は、数百倍の価値をもたらす
      3. 信頼度の高い契約をデザイン。
    6. 予防:問題が起こる前に解決
      1. 長期的な視点での時間管理
      2. 根本的な解決を。
      3. 緊急事態を、未然に防止
      4. チェックをしつつ。
  9. まとめ
    1. エフォートレスな精神
    2. エフォートレスな行動
    3. エフォートレスの仕組み化
    4. 興味を持たれた方は、是非、原著もご一読を。

著者  グレッグ・マキューンさん

訳   高橋璃子さん

出版社 かんき出版

出版  2021/12/6

ISBN978-4-7612-7581-5

今回はこちらでお勉強。

正しいことを、やりとげる技術について。

自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、重要な仕事で、最大の成果を上げるのが目的。

エッセンシャル思考の人は、全部やろうとは考えず。

トレードオフを直視し、何かを得るためには、何かを捨てて

本質的な重要なことだけを選び抜き、実行。

絶対やりたいことだけに「 YES 」と言い、その他の全ては「 NO 」。

KEN
KEN

前作も名著かと。

私にとっては、2023年に読書した中で、トップクラスでした!

頑張りが成果につながることは事実。

でも、それには限界が。

逆のアプローチをとってみると。

限界を超えて頑張るのではなく、もっと簡単な道を選んでみたら?

大事なことだけをやっていて。

それでも多すぎるなら、あきらめるか、やり方の変更を。

エッセンシャル思考は「何を」やるか。

エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術。

問題は、どんなにやる気があっても、リソースが限られていること。

本当に大事なことで成果を出したいと思うなら、働き方と生き方を根本的に変える必要が。

力ずくで頑張るのではなく。

一番楽なやり方で、最優先事項に取り組みましょう

努力でも、怠惰でもなく、スマートに結果を出すこと。

それこそが大事なことを諦めずに、しかも正気を保つための最善の道とのこと。

頭のガラクタを片付けて、余裕のマインドを手に入れるましょう。

最も効率のいいポイントを見つけて、余裕で最高の結果を。

行動を自動化し、成果が勝手についてくる仕組みを作りを。

一番大事なことを、一番簡単にする

肉体的にも、精神的にも疲れがなく、エネルギーに満ちた状態。

精神が研ぎ澄まされ、隅々まで注意が行き渡るとのこと。

今この時を味わい、大事なタスクに集中することが可能に。

大事な仕事をやり遂げられない最大の理由は、まさに困難だから?

何かが困難だと感じるのは

もっと簡単なやり方を、見つけていないからでは?

KEN
KEN

何事も、省エネで、できれば。

最小努力の法則

人の脳は、困難なことを避けて、簡単なことを好むように出来ているとのこと。

認知容易性のバイアス、あるいは最小努力の法則と呼ばれるもの。

何かが欲しい時、人は最も苦労の少ないやり方で、それを得ようとするもの。

進化的な観点から見れば、こうしたバイアスは有利に作用。

最小努力の法則は、人の生存に不可欠なバイアス。

頑張ることが良いことだという価値観は、無意識のレベルで私たちの心に刷り込まれているとのこと。

楽をするのが後ろめたく感じるほど、努力の価値が過大評価されがち

最小努力の法則を強みに変えてみては?

KEN
KEN

判断、方向性の正しさがあっての、努力かと。

本来なら、もっと簡単にできるはずのことが、どんどん困難に。

最も簡単に問題を解決するコツ

19世紀ドイツの数学者カール・グスタフ・ヤコビ

「いつでも逆から考える。」

最初に思いついたやり方を、ひっくり返してみて。

後ろ向きにたどってみて。

そして、「もしも反対のことが正しかったらどうだろう」と考えてみると。

物事を逆転させると

うっかり見落としていた前提に気付きやすく。

複数の視点から見られるから。

逆からたどることで、思考の弱点がクリアに。

そして、新たなやり方を発見

努力と根性でなんとかしようとするのは、一つの考え方に過ぎず。

問題に関するアプローチを180度逆転。

「どうすれば、もっと簡単になる?」と考えるアプローチ。

①人の限界を超えて働き、力ずくで不可能を可能にする。

②もっといいやり方を探し、余裕で成果を出す。

KEN
KEN

後者の道を行きたいところ。

ビジネス戦略で最も大事なのは

一番シンプルで、簡単で、価値のある問題を解決すること

難易度を下げれば、力を入れなくても前進

嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探しましょう。

重要な仕事を、まるで遊びのように楽しむことも可能。

我慢を美徳と考えることをやめれば。

嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探しましょう。

重要な仕事を、楽しい活動と組み合わせ。

KEN
KEN

好きこそ、ものの上手なれ?

楽しくないことに私達が取り組むのは、後で結果が返ってくることを期待するから

ただし、それらは全て「遅行指標」

行動した時点ではなく。

何週間や何ヶ月、時には何年も後になって結果が返ってくるもの。

でも、楽しみを後回しにする必要は、必ずしもなく。

行動と結果のタイムラグを減らせば、行動自体が楽しく。

コツは、大事な行動に、わかりやすい報酬を結びつけること。

仕事も遊びも、楽しく

KEN
KEN

嫌な仕事を我慢して続けるのは、お給料という遅行指標のため。

ある意味、麻薬的なもの?

辞めるにやめられず。

習慣と儀式は、大事な点で異なるとのこと。

行動した時に、満足を感じられるかどうか

習慣は「何を」やるかを問題に。

儀式は、「どのように」やるかを問題に。

儀式は、行動に意味を与えるもの

偉大な成果を残した人たちは、自分だけの儀式を持っているとのこと。

儀式とは、私達一人ひとりの内面的な習慣であり、魂のこもった習慣。

儀式をうまく使えば、面倒なタスクは、ときめきに満ちた体験に。

脳のスペースを空けて、本来の働きを取り戻すべき。

脳の働きを邪魔し、遅くするもの

古くなった目標や、こびりついて離れない考え。

もう必要ないのに、頭のリソースを消費している邪魔なもの。

とっくに役に立たなくなったマインドセット。

考えても仕方のない後悔。

長年くすぶっている怒り。

昔は役に立っていたとしても、今では邪魔にしかならない望み。

KEN
KEN

物事の整理が必要。

選択肢が少ないほど、回数が少ないほど、判断は簡単に。

不平不満は、簡単で価値のない物事の典型。

不満に身を任せるうちに、頭の中に無価値なゴミが溜まるもの。

自由に使えるスペースがどんどん減ることに。

足りないものに目を向けると、今あるものが見えなく。

不満ではなく、感謝に注意を向ければ、世界の見え方がガラリと変化。

「不足思考」(後悔、妬み、将来への不安)が消え。

「充足思考」(順調だ、恵まれている、将来が楽しみだ)へとシフト

自分が既に持っているリソースや資産やスキルを正しく評価し、存分に活用できるように。

今あるものに目を向ければ、足りないものが手に入る。

感謝は、ポジティブな感情が広がりやすい環境を整備。

ポジティブな気分が高まると、視野が広がり、新たな可能性に目を向けやすく。

心が解放的になり、創造性が高まり、社会性が増。

すると、心身が成長。

知的にも、肉体的にもより高いパフォーマンスが出せるように。

「正のスパイラル」が生まれ、物事がうまくいく確率が高まるとのこと。

感謝の恩恵は、他者へも。

ポジティブなサイクルが、自分も他人も成長させるとのこと。

ポジティブな態度は、どんどんポジティブな効果を。

一方、不平不満を溜め込むと、「負のスパイラル」が生まれるとのこと。

新しい習慣を作るコツ

「Xをしたら、Yをする」

B・J・フォッグさん
(スタンフォード大学で行動デザインラボを創設)

応用すれば、不満を感謝に変えることが。

一つ不満を言ったら、一つ感謝すべきことを見つける習慣を。

例:ダイエット

不満「思ったほど、体重が減らない」

感謝「自分の健康を気にかけるのはいいこと」

KEN
KEN

ものは考えよう。

レッツ、ポジティブ・シンキング!

怒りや恨みを手放すことは、困難であるが、可能。

選び取る価値ある未来のために。

自分のために、他者を許す。

KEN
KEN

自分のために許し、かつ「上手に離れる」のがいいかと。

怒りに対する考え方

「この怒りを、何の仕事のために雇用したのか?」

クレイトン・クリステンセン教授
(ハーバードビジネススクール、マネジメント論の権威)

人は、商品やサービスをただ、購入するのではなく。

特定のジョブを達成するために、「雇用」しているとのこと。

感情についても同様に考えることが。

怒りの感情を雇用する目的

・満たされないニーズを満たすため

・自分が優位に立ちたいがため

・他人の関心を引くため

・自分を守るため

怒りの感情に対する基本方針

「ゆっくり雇い、素早く解雇」

仕事でも、感情でも、基本方針は同じ。

ネガティブな感情を雇うときは、極めて慎重に。

用事が済んだら、さっさと解雇を。

無理な期待をするよりも、現実を受け入れた方がいい

自分を傷つけた人に対するネガティブな感情は、手放して。

相手を自由にするためではなく、自分自身を解放するために。

怒りや不満を、感謝と思いやりに変換。

ただの交換ではなく。

KEN
KEN

自分は自分。

他者は他者。

コントロールできるのは、自分のことだけ

一流の人は、休み方を心得ているとのこと。

肉体的・精神的に最高のパフォーマンスを出すためには、使う時間と休ませる時間のメリハリが必要

リラックスも、仕事のうち

やりすぎと不十分の間の、丁度いいポイントを見つけるのは、難しいもの。

疲れが取れるまでに制限

1日の仕事は、1日ですっかり疲れが取れる程度まで。

1週間の仕事は、その週末ですっかり仕事が取れる程度までに制限。

疲労が溜まれば、重要な仕事をやり遂げることがどんどん難しく。

心身の疲労を防ぐための最も簡単な方法

短い休憩を、頻繁に取りましょう。

例えば。

①午前中に最優先の仕事を。

②仕事を、90分以内の3セクションに分割。

③それぞれのセッションの間に、短い休憩(10分から15分)を取り、頭と体を休ませて。

頑張ってもうまくいかない時は、さらに力を入れるのではなく、力を抜くことを試してみましょう。

ほんの1分間でもいいとのこと。

活動を中断して休息を取れば、心身は驚くほど回復。

活動と休息のリズムをうまく使えば、無理せず最高のパフォーマンスが出せるはず。

睡眠時間が6時間未満

運動機能や認知機能がかなり低下。

自分では、睡眠不足の影響に気づきにくいとのこと。

自覚症状がなくても、認知機能の低下が。

自分の体と心のために、たっぷりと睡眠を。

睡眠時間だけでなく、睡眠時間の質も大事。

睡眠時間が長くても、深い睡眠が取れていなければ、睡眠不足と同じ状態に。

質の良い睡眠のために

眠る90分前にお風呂に。

就寝1時間前に、電子機器を全てOFF。

就寝時間は、疲れているかどうかにかかわらず、毎晩一定に。

昼寝をすると、脳の反応速度が上がり、論理的思考や記号認識のパフォーマンスが上がるとのこと。

昼寝のコツ

①疲れて集中力が低下してくる時間を選択。

アイマスクと耳栓、またはノイズキャンセラーで、暗く静かな環境を

③起きたい時間にアラームを。

④昼寝をする時には、他のやるべきことは、一切考えず。
 寝て起きたら、もっと効率的にタスクをこなせるのだと意識。

見ることと、「観察すること」の間には大きな違いが。

私たちの思考は、様々なノイズにさらされています。

頭の中に余計な考え事が詰まっていると、見るべきものを見ることが難しく。

放っておくと、思考がどんどん鈍り、一つのことに集中できなくなることに。

注意力が下がり、ケアレスミスが増。

「何が大事なのか」を、見分けられなくなってしまう事態に。

注意力を鍛えると、情報処理速度が格段に上がるとのこと。

練習すれば誰でも、ノイズを無視して、重要なことにフォーカスする力を習得可能。

エフォートレスな精神とは

大量の情報やノイズの中にありながら、今やるべきことに対する注意と集中を失わない状態。

重要なことをピンポイントで把握し、以前は気づかなかった解決策をクリアに見抜くことが可能に。

KEN
KEN

エフォートレスな精神を身につけたいところ。

頭はスッキリさせておき、重要なことに集中。

人の話に全力で耳を傾けましょう。

自分の意見や判断を押し付けるのではなく。

傾聴することで

意見や判断を抜きにして、じっと耳を傾けましょう。

そうすることで、相手は内なる心の声を聞き、問題に自分なりの答えを出すことが可能

私たちが他人に差し出せる最善のものは、ただ、そこに「いる」こと。

KEN
KEN

言語化することで、気づきがあることが。

何事も、まずは「認識する」ことから。

あるポイントを超えると、努力の量は結果に結び付かなくなることに。

むしろ、パフォーマンスは低下。

物事が本当にうまくいっている時は、頑張る必要はなく。

何も考えなくても体が動き、時間を忘れ、ただ目の前のことに没頭可能。

ゾーンとも呼ばれる状態。

これが大きな成果を出すための、スイートスポット。

頑張らず、流れに逆らわず、自然に成果を出すやり方を

プロジェクトを終わらせるためには

明確なゴールが必要不可欠

重要なプロジェクトが終わらない原因の一つは、いつまでも手を加え続けること

修正しようと思えば、いくらでもできてしまいます。

でも、あるポイントで完成させないと、手間ばかりかかり、効果はほとんど得られず。

修正にかかるコストが、それによって得られるリターンを上回ってしまうことに。

「完成」のイメージを明確に定義。

そこにたどり着いたら、潔く終わりに。

時間と努力を無駄にしないためにも。

パレートの法則

物事の80点を取るには、2割の時間で済むとのこと。

100点を目指し、残りの20点を取るのに、8割の時間がかかるとのこと。

KEN
KEN

完璧主義には弊害が。

80点取れれば、OKかと。

まずは、終わらせるのが大事。

私、耳が痛いです。

重要なプロジェクトを、そもそも始めることができない時。

そんな時は、「始まった状態」を明確にイメージ

例:「痩せたい」

体重計に乗って目標体重を見ている自分をイメージ。

ゴールを描くこと

終わらせるためだけでなく、始めるためにも有効

心にゴールを思い描くだけで、進むべき道は驚くほどクリアに。

1分間だけ目を閉じて、作業が終了した時のイメージを思い浮かべてみましょう。

やるべきことが明確になれば、集中力が格段にUP。

KEN
KEN

行き当たりばったりより、段取りをある程度考えてから行動する方が効率的。

「仕事は段取り」とも言いますし。

最も重要で、意味のあることだけをリストに。

コツは、完了した時にどんな気分になるかを思い浮かべること。

「このリストを全部終わらせたら、1日の終わりに満足した気分になれるだろうか?」

終わっていないことが気がかりになるタスクは、今日の完了リストに入れた方がいいかと。

残りの人生で成し遂げるべきゴールを、明確にしてみては?

KEN
KEN

「何がしたいか」は個人の価値観次第。

様々な判断・選択を行う際の指針にもなるかと。

考えられる中で、最もシンプルな一歩を

複雑で壮大なロードマップを描く代わりに。

すると、ビジョンの大きさに圧倒されることなく、先に進むことが。

KEN
KEN

実際に行動するか否かが分岐点。

小さくても、始めるのが大事

最初の小さなゴールが見えれば、先に進むことは容易に。

最終的なゴールは遠くても。

最初の一歩が遠すぎると思うなら

最初の一歩を、更に複数のステップに分割。

明確で具体的で、最もシンプルな一歩を定義できたなら、踏み出すのは簡単。

KEN
KEN

高すぎるハードルは挫折のもと。

分割して、乗り越えらるようにしましょう。

高い壁ではなく、階段状にして。

MVP(実用最小限の製品)

デザイン思考の原則。

最小限の努力で、顧客の反応を最大限に知ることができるバージョン」と定義。

フィードバックを得るという目的に特化。
機能を最小限に抑えることで、無駄な労力を費やすことなく最初の一歩を踏み出し、顧客の求める製品を作り上げることが可能に。

エリック・リースさんの書籍『リーン・スタートアップ』より。

MVPを取り入れれば、最小限の努力で前進しつつ、最大限の正しい情報を得ることが可能に。

マイクロバースト

10分程度の短い時間に、強烈な風が生じる気象現象。

積乱雲から生じる下降気流の柱は、時速100キロ近くに達するとのこと。

エイプリル・ペリーさんは、マイクロバーストという言葉を、10分程度の強い集中力の高まりに当てはめたそうです。

最初の一歩を踏み出せば、やる気とエネルギーが強烈に高まり、マイクロバーストを引き起こすとのこと。

そこからは、行動を起こすたびに、エネルギーと自信がどんどん積み重なっていくとのこと。

KEN
KEN

やる気は、やっているうちに出てくるもの」だとか。

リベラルアーツ大学の両学長がおっしゃってました。

行動、大事。

「やる」と決めたなら、もう「やる」しかないです。

最新の脳科学、心理学によると、「今」として体験される時間はおよそ2.5秒。

重要な方向に一歩を踏み出すと、ゴールに辿り着くのは容易に。

「今」の使い方を変えれば、その後の行動は大きく変化。

KEN
KEN

正しい方向性で、行動継続!

どんなに小さな一歩も、0歩よりは、わずらわしいもの。

不要な手順を全部取り除いた方が、手っ取り早くて効果が高い。

一つ一つの手順を小さく削るより。

どんなプロジェクトでも同じ。

あまりにも仕事が煩雑すぎて圧倒されてしまう時は、次のシンプルな質問を。

「完了するまでに、最低限必要なステップは何か?」

必要最低限のステップを見極めることは、「手を抜く」ことや、「品質を落とす」こととは別。

不要なステップは単に不要。

不要なステップを排除すれば、重要なプロジェクトに全力を注ぐことが可能。

どんな分野でも、価値のない余計なものを付け加えるよりも、完成させる方がはるかにいいとのこと。

成功したいなら、まずは終わらせるのが大事。

重要なことで「もうひと頑張り」するならいいですが。

必要ないのに、余分なものを加えるとなると、話は別。

必要以上の努力が、重要な成果につながることはほとんどないとのこと。

頑張りすぎて挫折するより、最低限やるべきことを終わらせましょう

KEN
KEN

完璧主義は、ニーズ以上のオーバースペックになりかねません。

ゼロからスタートして、「最低限必要なステップは何か」

あまりに手順が多すぎて混乱しているプロジェクトがあるなら、ゼロから始めてみては?

ゴールにたどり着くためのステップ数は、少なければ少ないほどいいもの。

シンプルさが本質。

やらないことを最大限に増やすには、どうするか?

価値を生み出すステップだけに、集中

最終的な目標がなんであれ。

無駄な手順には、機会コストがかかるもの。

本質的でないステップを取り除けば、その分本質的なことに使える時間やエネルギー、脳のリソースが増大。

アンディ・ベノワさんによると。
(スポーツライター)

「天才は、複雑なものを分解するのではなく、気付かれていない単純なものを利用して成功する。

KEN
KEN

シンプル イズ ベスト!

重要なことを追求する時

最初から完璧を目指さない方がいい。

手軽に失敗して、修正できるようなモデルをたくさん作成。

「どんなに醜くても」いいので。

そうすれば、本当に重要なことを学び、最短ルートで成長可能。

KEN
KEN

致命傷を負わず、最短で失敗。

その都度検証、改善へ。

トライ アンド エラー。

完璧主義の人は「ゴミから始める」というやり方に抵抗が。

あらゆるプロセスで高い完成度を求めがち。

でも、完璧主義の基準は現実的ではないし、生産的でもないとのこと。

失敗なくして、習得なし。

恥をかくのを恐れていたら、何も学べず。

なるべくダメージが少ないうちに、よりコストの少ない方法で失敗し、学ぶ。

リード・ホフマンさんの言葉
(Paypalの創業メンバー、LinkedIn共同設立者)

「速く動くためには、多少の失敗はつきもの。
 10~20%の失敗率なら問題はない。
 速く動ける方が大事。」

最初にリリースした製品が恥ずかしくないとしたら。

それはリリースが遅すぎたということ。

「製品のリリースについていえば、不完全こそが完璧」だとか。

KEN
KEN

ブラッシュアップしていけばOK。

同じミスをしなければ、それでいい。

小さなミスで、自分を卑下する必要はなく。

例えば、本を書くなら

雑すぎて、下書きの最初のバージョンとも呼べないような、バージョン0の草稿を試し書き。

完璧を求めすぎると、いつまで経っても書き始めることができないので。

くだらないものをつくる勇気が、インスピレーションを呼び込むことに。

不完全さを受け入れ、ゴミを作る勇気を持てば、始めることが可能

一度始めれば、だんだんマシなものが作れるように。

いつかゴミの中から、あっと驚くようなブレイクスルーが生まれてくるはず。

KEN
KEN

まずは行動。

始めるのが大事。

「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる?」

KEN
KEN

初めは拙くても。

その分伸び代たっぷり。

「実践 ➡︎ 検証 ➡︎ 改善」を繰り返して。

最初から大き過ぎるゴールを設定すると、すぐに疲弊。

休んだら、「遅れを取り戻さなくては」と焦って、更に頑張り、更に疲弊。

悪循環に。

重要なゴールに向かう時には、最初から全力で走り出したくなるもの。

でも、最初から急ぎ過ぎると、息切れしがち。

結果的には遅くなってしまうことが多いとか。

自制心こそが、飛躍的な生産性の鍵

エフォートレスなペースで進める最善の方法は、上限をしっかり決めること。

気分が乗っている時に作業をやめるのは、直感に反するようですが。

ゆっくり進めば、物事はスムーズに。

ゆっくりだと、観察し、計画を立て、力の配分を考えることが可能。

ただし、ゆっくりし過ぎると、行き詰まったり、勢いを失うことに。

複雑で不確実な状況でも、前進するには

適切な範囲を選択し、その範囲内で行動

上限と下限を設定

「X以上、Y以下」というシンプルなルールを設定。

必ずその範囲に収めて。

適切な範囲を見つければ、安定したペースで、前進する可能。

下限

モチベーションを維持できる程度には高く。

予想外のトラブルが起こっても達成できる程度の低さに。

上限

順調に進んでいると感じられるくらいには高く。

でも、疲れてしまわない程度の低さに。

KEN
KEN

火事場のクソ力に期待するのは、博打寄り。

安定感が欠如。

一つの努力から、エフォートレスな成果を、繰り返し引き出すことが可能

直線的な成果

限界あり。

決して、努力した量を超えることができず。

例:時間給労働

KEN
KEN

ビジネスだと、フロー型、狩猟型の収入。

一時的。

累積的な成果

一度努力するだけで、何度も成果が発生。

複利のようなもの。

複利

利子に利子がつくこと。

ベンジャミン・フランクリンさんによれば、
「お金がお金を生む。そうして生まれたお金が、更にお金を生む。」とのこと。

複利は、エフォートレスにお金が増える仕組み。

この原理は、他にも応用可能とのこと。

例:印税

KEN
KEN

ビジネスだと、ストック型、農耕型の収入。

継続的。

テコは、力を何倍にも増幅させる装置。

テコの原理を利用すれば、様々なことが容易に。

ただし、テコには欠点も。

同じ小さな努力が、大きな悪い効果を生むことが。

力がどの方向に向かうかは、使い方次第

テコを利用して

・学ぶ
・教える
・自動化する
・信頼を作る
・問題を防ぐ

KEN
KEN

テコ=レバレッジ。

原理原則を学べば、広範な問題に、何度でも応用することが可能。

原理原則は、普遍的で永続的。

KEN
KEN

基本が大事。

基礎があっての応用。

本質を見極めたいところ。

事前に正しくエネルギーを投資することで、いつでも何度でもエフォートレスな成果を受け取れるとのこと。

ピーター・カウフマンさん(編集者)は、科学の仕組みを理解したいと考えたそうです。

科学雑誌『ディスカヴァー』巻末インタビューを読み漁り。

巻末インタビューは、一般の読者向けに、科学のトピックをわかり易く簡潔にまとめたもの。

それらの内容は、3分類できたとか。

①無機物の宇宙
②生物学
③人類の歴史

そこから共通点を見い出し、鏡像作用と名付けたそう。

鏡像作用

「人は自分が与えたものを得る」

イーロン・マスクさんの知識の取り入れ方

知識を一種のセマンティック・ツリー(意味の木)として捉えることが重要。

そして、枝葉・詳細を見る前に、まず幹や大きな枝、つまり土台となる原理を理解しておく

そうしないと、枝葉を繋ぎ止めるものがないとのこと。

基礎が大事

知識の基礎がしっかりしていれば、そこに新たな情報を追加することは簡単。

既に習得したメンタルモデルに結びつける形で、情報を繋ぎ止めることが可能。

最高のアイデアが生まれるのは

既存の知識に「意外な組み合わせの侵入」が起きた時。

分野を超えてアイデアが結びつくと、新たなものが生まれるとのこと。

KEN
KEN

ある分野での常識は、他の分野では非常識だったり、画期的だったり。

そのため、横断的な学びが重要になってくるそうです。

新たな組み合わせを作るために。

KEN
KEN

「運は、人についてくる」とも。

読書は、この世で最もレバレッジの高い活動。

本を選ぶ時は、古典を積極的に。

リンディ効果

本の寿命は、その本の年齢に比例。

本が古ければ古いほど、その本が将来にわたって生き残る可能性が高いとのこと。

KEN
KEN

ハズレを引く可能性が低く?

本によっては、読むタイミングの合う合わないもありますが。

ライフステージに応じて。

吸収するために読書

本に心から没頭すれば、まるで自分がその体験をしたかのように、自分自身を変えることが。

KEN
KEN

考え方が変わると行動が変わり、行動が変わると人生が変わる?

エッセンスを抜き出す

本を読み終えたら、学んだことを自分の言葉で1ページに要約

ほんの10分程度でいいとのこと。

自分の言葉でエッセンスを抜き出せば、知識の吸収が深まるとのこと。

要約の作業によって、情報は理解になり、理解が独自の知識に変化。

KEN
KEN

具体を抽象化・概念化することで、色々と応用可能に。

「本質は何か?」を意識。

知識の累積的な成果を得るために。

まずやるべきこと

他の人から学ぶこと。

最終的な目標

自分だけの知識を見つけ出し、伸ばしていくこと。

KEN
KEN

守・破・離。

まずは基本を守って。

次に、応用を効かせて。

そして、新たなイノベーションを。

「他人にとっては難しいのに、自分にとって簡単なことは?」

KEN
KEN

「苦手ではない」が強みになることも。

「今ある知識を土台にして、誰よりもうまく学べそうな分野は?」

そういうものを見つければ、自分だけのユニークな知識を創造することが可能に。

独自の知識を得るには、時間と努力が必要。

でも、一度投資すれば、生涯チャンスを引き寄せることに。

広範囲に影響を与えたい時

人に教えることが、極めてハイレバレッジな戦略に。

例:コロナ初期のマスク作成

マスクの作り方を人に教え、教えられた人が更に別の人に教えられるように。
そうすることで、マスクを大量生産。

歴史を後世に伝えるシンプルなやり方

ストーリーを作ること。

よくできた物語は、何千年でも生き続けることに。

ストーリーは、人に伝わりやすく、記憶に定着しやすい形式。

良いストーリーは、聴衆をその場で教師に変えることが可能。

人に教えると、自分も効率よく学ぶことが可能。

自分の言葉で説明するために、根本的なロジックを意識するように。

人に教えて初めて、本当に理解することが。

KEN
KEN

読書の際。

「誰かに教えるなら」を意識しながら、読書すると、学びの効率がいいとのこと。

要約しながら読むことになるので。

大企業で、戦略を正しく伝え、実践してもらうことは、至難の業。

個々人で教え方が異なり、個々人の理解も様々に。

上手に伝達・教えるためのアイデア

戦略をホワイトボード1枚に収まるまでに単純化。

10分以内に説明できるように。

内容を教えるだけでなく、教え方も全員に伝達。

誰でも、いつでも説明できるように。

全てを教えようとすると、何も教えられなくなる危険が。

最も重要なメッセージを明確にして。

単純化すれば、容易く累積的な結果を残せるように。

メッセージはわかりやすいだけでなく、誤解されにくいものに。

無駄に難しい言葉を使わず。

理解しやすく、復唱しやすい、ストレートなメッセージを選択。

最も重要なことを、最もシンプルに伝えて、できるだけ多くの人に届けましょう。

例:膝の手術の医療ミス
(小さな器具が膝に残ったまま)

理由:記憶に頼り、必要な手順をうっかり忘れていたことによる。

「もっと注意していたら」

逆から見ると、「もしも注意する必要がなかったら」

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドの言葉
(イギリスの数学者。のちにアメリカで哲学者として活躍。)

「文明の進歩は、何も考えずに実行できる重要な作業を増やすことによって実現される」

「できるだけ多くの重要な行動を、自動化すべき」

KEN
KEN

余裕がないと、ミスも多発。

頭を使わずこなせるように、仕組みで解決できれば。

悲劇的な事故が起こる理由。

人の管理能力を超えることが。

現代では、知識の量と複雑さが増えすぎて。

人には優れた記憶力が。

ただ、必要に応じて呼び出すことのできる情報(ワーキングメモリ)の容量は、はるかに少ないとのこと。

そのため、注意力には限界が。

ワーキングメモリの容量不足が、回避できたはずのうっかりミスに。

極端に複雑な作業をしていると、認知的負荷が課題になり、ミスを起こしやすく。

必要なのは、知識を増やすことではなく。

ワーキングメモリに負担をかけない、新たなやり方を探すこと。

経験に基づき、人の知識を最大限に活用しながら。

かつ人間の避けられない傾向を補うような戦略が必要。

重要なことを思い出すためのツールに。

チェックリスト

考える作業が、事前に完了

その場その場で判断しなくても、毎回正しく実行可能

チェックリスト以外にも応用は可能

・タスク管理ソフトを使って、1日の仕事の優先順位を明確に。
・週次ミーティングの課題を書き出し、重要な話題を忘れないように。
・プレゼンテーションの際、最も伝えたいポイントをスライドに要約。
・生徒に作文を教える際、上手に書くためのコツをリスト化。
・子供達の手伝いスケジュールを覚えやすいように、家事カレンダーを作成。

大切なのは、記憶に負荷をかけなくても、実行できること。

KEN
KEN

リストを作成、優先順位づけも行なっていけば。

決断は手間のかかるもの。

ただ、先延ばししなければ、長期的には良い結果に。

将来の決断を減らすような、単一の決断を模索。

KEN
KEN

毎回、対応に追われることを繰り返すのか。

それとも一度仕組み作りをしっかり行い、将来の問題を軽減するのか。

やるかやらないかでの差が大きく。

先延ばしは、再び脳のリソースを消費することにもなります。

トータルで考えたいところ。

自動化

できるだけ人間の力を必要とせずに、機能を実行すること。

日々の重要なタスクを自動化するために費やす努力は、後に大きな利益を繰り返しもたらすはず。

注意点

自動化は、自分の利益にもなれば、害悪にも。

無駄な作業が自動化されていると、その無駄がずっと続くことに。

自動更新される、定期購読契約やサブスク。

KEN
KEN

時には、見直しも。

日々、要改善。

必要なものはハイテクで、エフォートレス化。

KEN
KEN

必要なものは、シンプルにして、ハイテク・自動化するのが効果的だとか。

家計管理も、今や自動化が可能。

不要なものは、ローテクで手間がかかるように。

KEN
KEN

不要なものは、手放していきましょう。

関わっている人の数が多ければ多いほど、調整コストは高くつくもの。

簡単なはずの決断でも、必要以上に難しく。

他人との共同作業をもっと簡単にする方法は、信頼。

信頼があれば、人々の調整にかかる労力が少なくて済むことに。

最優先の仕事に、エネルギーを集中できるように。

例えば

素早く仕事を分担可能。
問題が起こっても率直に話し合い。
貴重な情報を独占せず、共有。
わからないことがあれば、気軽に質問。
意思決定のスピードと質が上がり、政治的な争いが減少。
一緒に働く経験を楽しめる。

その結果、パフォーマンスは飛躍的に向上。

逆に、チーム内の信頼度が低いと、全てが困難に。

チームの中では、多くの人が様々に絡み合った役割を持つもの。

信頼が不足すると、互いの利害や優先事項がぶつかり合い、摩擦が生じて全員が疲弊することに。

信頼とは、チームの潤滑油。

摩擦を減らし、チームがスムーズに機能し続けるための。

信頼を武器にするための最善の方法

信頼できる人を選んで付き合うこと。

信頼できる人を雇うことは、大事な最初の第一歩。

信頼できる人は、いちいち監視しなくても、高いパフォーマンスを発揮。

信頼できる人を雇うということは、優れた人を雇うということ。

そんな人を雇えば、ビジネスはきっとうまくいくとのこと。

信頼できる、優れた人

自分の責任を果たし、適切な判断を下し、「やる」と言ったことをしっかりとやる人。

チームの目標を理解し、経営者と同じ目線で仕事に取り組める人。

細かく指示・管理をしなくても。

ウォーレン・バッフェトさん
(投資の神様と言われる人)
信頼を測る3つの基準

「誠実さ」
「知性」
「自発性」

まず何より、誠実さが大事とのこと。

人の採用は、エフォートレスな成果を生み出す一つの決断。

一度正しく行えば、何百倍もの価値をもたらしてくれるもの。

逆に一度間違えると、何度も繰り返し損をすることに。

人一人を採る決断は、その後の何千もの決断に影響を。

それぞれの新入社員が、将来の新入社員に影響。

やがて社内の規範や文化を、少しずつ変えていくことになるので。

早く人員の穴を埋めたいというプレッシャーはあるものの。

焦って採用すると、長期的に見て損をする可能性が高く。

時間をかけて上手に採用した方が、将来にわたってスムーズなチームワークを期待できるもの。

KEN
KEN

価値観が違いすぎると、お互い、不幸になりかねず。

バランスが難しいところ。

人と人との関係は、常に3つの当事者から構成。

・Aさん
・Bさん
・両者を取り巻く構造。

人間関係には、明示的なものでなくても、常に何らかの構造があるもの。

信頼度の低い構造

互いの要求が不明確。
目標に食い違い。
誰が何をしているのか、わからず。
ルールがあいまいで、成功の基準がはっきりせず。
優先順位が不明確で、インセンティブが一貫しない状態。

信頼度の高い構造

期待値が明確。
目標が共有され、役割が明確に定義。
ルールと基準が明示され、優先順位が明確。
正しい目標に向けて、一貫したインセンティブと報酬が付与。

問題は、放っておくと、信頼度の低い構造になりやすいこと。

信頼度の高い契約をデザインすれば、チームワークが円滑に効率よく回りだす。

関係性に一度投資するだけで、何度も大きな成果が期待できるとのこと。

契約といっても、下のような内容を明文化し、一緒に確認するだけとのこと。

信頼度の高い契約

結果  :どのような結果を望んでいるか?
役割  :誰が、何をするのか?
ルール :最低限達成すべき基準は何か?
リソース:どのようなリソース(人、お金、ツール)が必要で、利用可能か?
評価  :進捗をどのように評価し、報酬につなげるか?

なぜ多くの人は、問題を必要以上に長く我慢?

問題を解決するよりも、誤魔化す方が手軽だから。

でも、長期的な視点で見ると、計算結果が変わってくるとのこと。

KEN
KEN

チリも積もれば山となる。

小さな問題が、将来的には大問題に?

一度だけ手間をかけて根本的に解決した方が、ずっとコストが低く。

長期視点で時間を投資すれば、長い期間にわたって、持続的な利益を得ることが。

その場では「割りに合わない」と思われる作業でも。

長い目で見れば、その100倍の時間と手間を節約できる場合があるとのこと。

改善のために、自身に問いかけを。

①自分を何度もイライラさせる問題は、何か?
②その問題を放置した場合、年間コストはどれくらいか?
③それを解決するために、数分ですぐできるステップは何か?

目標

最小の時間で解決できる、最大のイライラを見つけること。

人生や仕事において、繰り返し起こる問題やフラストレーションは?

将来の困難を防ぐために、今すぐ簡単にできることを模索。

例:健康

食事と健康に気をつけて、定期的に健康診断を受診。

例:プロジェクト

プロジェクトが期日通りに完成するように、プロセスを改善。

KEN
KEN

病気を例にするなら。

治療より、予防の方がコストが低く。

小さな行動を、「 今 」することで、将来の大きな問題を防止。

KEN
KEN

何事も、溜め込みすぎ、放置しすぎは、後々大変。

小まめな対応が、一番効率がいい?

一つミスがあると、ドミノ倒しのように連鎖することが。

ミスを未然に防ぐことは、その後に続く無数の連鎖反応を防ぐことにも。

KEN
KEN

「注意1秒、怪我一生」と言いますし。

余裕を持ち、いい判断を。

転回:頑張れば成果が出るとは限らない

遊び:「我慢」を「楽しい」に

解放:頭の中の不用品を手放す

休息:「休み」で脳をリセット

集中:今、この瞬間にフォーカス

最も効率のいいポイントを、シンプルに改善。

目標:ゴールを明確にイメージ

発動:はじめの一歩を身軽に

削減:手順を限界まで減らす

前進:よい失敗を積み重ねる

上限:早く着くために、ゆっくり進む

行動を自動化。

学習 :一生モノの知識を身につける

強化 :いちばんシンプルに伝える

自動化:勝手に回る「仕組み」を作る

信頼 :不信のコストを削減

予防 :問題が起こる前に解決

KEN
KEN

シンプルに。努力少なく、自動化を。

人生を、もっと楽しく、快適に。

では、ありがとうございました!

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