論語と、野村さんの実体験・考えがリンクさせてある書籍。
故 野村克也さんの書籍。
野球の名監督。
選手としても、すごかったそうです。
戦後初の三冠王。
監督=リーダーとして。
学ぶべき所、金言が盛りだくさんかと。
野球に詳しくない私でも、問題なく読めました。
書籍『野村の実践「論語」』
著者 野村克也さん
出版社 小学館
出版 2017/10/11
(2010/11に刊行された書籍の文庫化)
ISBN978-4-09-406467-4
今回はこちらでお勉強。
論語での、頻出ワード『徳・仁・恕』
私が気になった、野村さんの言葉。
第1章 絶え間なき自己研鑽が人間力を育てていく
思考が人生を決定する。
法則や道理に近づこうとする思考が、人生を決定するとのこと。
本質を捉えることができるかどうか。
時には常識を疑うことも大事?
努力も、方向性を伴ってこそ。
いい考え方のもと、行動することが大事。
良いマインドのもとでの行動。
積み重なれば、複利も効き。
いずれは、人生を変えていくことに?
敵は己の中にある。
敵や失敗を外部に求めている間は、進歩が止まってしまうとのこと。
敵は、自力本願を目指すことを忘れて、他力本願に走っている自分自身。
原因自分論で考えて。
「自分は完璧だった」ということは、そんなにない?
失敗を活かせる者は、それを放置する者に勝る。
失敗を繰り返さないために、原因を追求。
失敗の後が大事。
「行動→検証→改善」の繰り返し。
方向性が間違っていたら、撤退。
第2章 リーダーとしての力を身につけよう
組織の上に立つ者は、どっしりと構えて物事に動じない人物でなければならない。
チームの状態が悪くなった時。
そんな時こそ、リーダーはどこが悪いのか、冷静に分析。
改めるべきを改めることに、全力を尽くすべきとのこと。
チームの各人が役割に徹して、進むべき方向を決めることが必要。
リーダーは、判断が重要な仕事。
方向性を決めたり。
ボトルネックを見つけたり。
優先順位を決めたり。
しないことを決めたり。
進むべき正しい道を示し、あるべき姿に導いてこそ、真のリーダー
第3章 自分を導く本物の師の見つけ方
「人を育てるということは、自信をつけさせる」ということだ。
人の成長にとって、自信こそが最大の糧とのこと。
自信を失わせて、未来の芽を摘んでしまうのは愚行とのこと。
成功体験を持たせるのが大事。
依頼心が強すぎると、人間の思考力は著しく衰える。
依頼心が強すぎると、人間の思考力は、著しく衰えるとのこと。
「教えてもらえることが当たり前」といった風に。
思考が止まると、進歩も止まり。
過保護すぎると、問題解決能力が育たず?
第4章 礼節を知り、徳を磨く生き方を学ぼう
第5章 逆境にも負けない強い組織をつくる知恵
人間学や社会学、それに組織学をたっぷりと時間をかけて勉強させることが組織の貴重な財産となる。
方向性や、価値観の共有は大事。
各々が、目標に向かって、考えて行動するように。
皆が同じ方向(目的)に進めるように。
「英断」「判断」を下し、じっと結果を待てば、おのずと選手もフロントもうまくいくものだ。
決断・判断を磨き上げるには、技術・論理を修めておく必要が。
学び続けて、決断・判断の精度をUP。
なるべく教えるな。考えさせろ。教える前にやらせてみろ。
人は失敗して初めて、自分の間違いに気づくもの。
体験に勝るものなし?
最速で失敗し、学んでいければ。
致命傷は負わないようにしつつ。
人を育てるということは、つまり自信を育てるということである。
組織での人材育成で大切なのは、言葉とのこと。
部下の性格の細部を知り、様子を観察。
それぞれのレベルに合わせた的確な指導を。
相手によって、アプローチを変えて。
まとめ
自分で考えて行動を。
決断・判断の精度を上げるためには、学び続けて。
育成時には、本人に考えさせることも大事。
成功体験を積んでもらいつつ。
「ノムさんと、論語の教え、学べます。」
人生を、もっと楽しく、快適に。
では、ありがとうございました!
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