人生100年時代。
長寿化を、恩恵に。
厄災ではなく。
先を見据えて、行動を。
学び続けて、自己研鑽。
人生の選択肢を確保できるように。
書籍『超訳LIFE SHIFT』
著者 リンダ・グラットンさん
アンドリュー・スコットさん
出版社 東洋経済新報社
出版 2020/10/8
ISBN978-4-492-53432-8
今回はこちらでお勉強。
書籍『LIFE SHIFT』がオリジナル。
『超訳〜』は、読みやすさを考慮して、要約・編集したものとのこと。
「まんがでわかる」版もあるそうです。
無形資産
無形資産は、それ自体に価値があり。
それに加え、有形の金銭的資産の形成を助けるという点で、長く生産的な人生を送るための鍵に。
三つのカテゴリーに分類できるとのこと。
無形資産と、有形資産のバランス取りも大事。
歳を重ねる程、無形資産は、低下しがち。
生産性資産
人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素。
スキルと知識が重たる要素。
稼ぐ力。
売り上げは、全てを癒す?
どんな専門性を身につけるべきか
自分が情熱を燃やせて、興味の持てる分野で。
好き、得意で一点突破。
「苦じゃない」のも、才能の一つかも。
苦手は避けましょう。
幼少期にヒントがあることが多いとか。
「好きなことに、社会性を持たせられると良い」と聞きます。
好きなことで、稼ぐことができれば。
仕事と遊びが重なれば、人生より楽しく。
学び続けることも、大事。
要アップデート。
トレンドの移り変わりが激しい昨今。
ルール・前提自体が変わることも。
昔の常識が、今では非常識になったり。
活力資産
肉体的・精神的な健康と幸福。
健康、友人関係、パートナーや家族との良好な関係など。
健康は、人生の土台。
明晰で、健康な脳を保つのも重要。
人生、選択・決断の連続。
変身資産
100年ライフを生きる人は、その過程で大きな変化を経験。
その変身のために必要な資産。
自分についてよく知っていること。
多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること。
新しい経験に対して、開かれた姿勢を持っていることなど。
変化の激しい時代。
柔軟に適応できるように。
新しい経験にチャレンジする勇気を持つべきとのこと。
「あるうる自己像」をイメージ
未来に向けて、適切な行動を取るために。
自己効力感と自己主体感と、ありうる自己像を結びつけると効果が高いとか。
ありうる自己像は、「自分がどうしたいか」「どうありたいか」。
目標を決めることで、やるべきことが決まるかと。
未来で辿り着きたい着地点は、本人にしか決められず。
実現するための行動も、本人しかできず。
例えば、海に行く、山に行く。
目的が違えば、必要装備も違ってきます。
100年人生で、新たに出現する3ステージ
エクスプローラー
インディペンデント・プロデューサー
ポートフォリオ・ワーカー
選択肢を生み出す要素に、投資したいところ。
エクスプローラー
外的な刺激を通じて発見を行い、自分について学ぶ時期。
自分のアイデンティティと役割をじっくり考えて。
適した時期は、18〜30歳、40代半ば、70〜80代くらいの時期とのこと。
人生の転機で。
現状を再確認。
自分の持っている選択肢について、理解を深め。
自らの信念と価値観について深く考える時間にできれば。
その時々のライフスタイルを見直し。
新たな選択肢を見い出すことができれば。
インディペンデント・プロデューサー
組織に属せず、主体的に生産的な活動に携わり、無形の資産を充実。
副業するといったような?
事業を作ったり。
ポートフォリオ・ワーカー
ポートフォリオは、「組み合わせ」みたいな意味。
多義語のようですが。
人生の土台を築いた人にとって、魅力的なステージだとか。
私も、趣味に没頭できるように、今、頑張っています。
意識低い目標に、全力投球。
ポートフォリオ型の人生は、多様な活動に携われるけれど、移行が難しいとのこと。
頭の働かせ方、仕事の仕方を、状況ごとに切り替える能力を持つ必要が。
お金について
自己主体感に基づく、自制心を
未来の自分に責任を持てるのは、自分だけ。
未来の自分と、現在の自分を結びつけて考えましょう。
アリ(貯蓄/将来)とキリギリス(浪費/現在)の間の、バランス取りを。
個人の価値観・ライフステージに応じて。
まずは、家計管理から。
基本給の8割で生活。
ボーナス・残業代は含めずに。
なくなることも、ありうるので。
突発的な出費の予算組みもしつつ。
身の丈に合った生活を。
満足度の低い浪費は抑えて。
お金に関する、良質な判断をするために
・経験、および知識
・分析能力
上記が必要とのこと。
分析能力のピークは、40代後半から50代半ば。
それ以降は、目を見張るほど、落ち込むとのこと。
人生の資金計画。
後回しにせず、中年になるまでに考えておきたい所。
お金に関する勉強は、早ければ早いほど、良いかと。
世の中、お金のトラップだらけ。
ぼったくられないように。
生涯現役でいるために
人生の設計と、時間の使い方を見直す必要が。
大切なのは、変化を予期して行動すること。
「どういう人生にしたいか」という、ゴール・目標設定を。
人生における選択の、判断基準を作るためにも。
目標・ゴール設定があれば、やるべきことも見えてくるはず。
逆算して。
自分にとって、大事なことを選択・実行していければ。
将来に渡って、複数の選択肢を持ち続けたいところ。
選択の余地がないのは、辛いことになりがち。
余暇時間の使い方
自己の再創造に時間を
娯楽に時間を使うばかりではなく。
将来の変化に対応する、土台作りを。
選択肢のない人生は、厳しいかと。
「〇〇はしなくてもいい」という選択肢も持ちたい所。
まとめ
人生長生きすればするほど、何もせずにやり過ごすことは難しく。
備えが必要に。
学び続けて、自己研鑽。
実際に行動を。
人生、トライアンドエラーの繰り返し。
より良くしていきましょう。
将来の選択肢を作っていきましょう。
無形資産と有形資産のバランス取りも大事。
人生の終盤に、追い詰められないように。
ある程度の備えを。
人的資本、金融資本、社会資本
今回の書籍では、無形資産と有形資産の2分類。
橘玲さんは、資本を3分類。
幸福な人生に必要な資本。
3つの資本をバランス良く育てていきたいもの。
人的資本
知識、スキル。
稼ぐ力。
学び続けて、スキルアップを。
金融資本
金銭面。
今後は、株式投資も必要と思います。
NISAなども利用して。
お金で苦しまないように。
まずは、家計管理。
余裕資金での長期投資も組み合わせて。
社会資本
人間関係。
お金について学ぶには、以下がおすすめ。(無料)
FP3級、簿記3級の知識も、知っておきたいところ。
人生論、こちらもおすすめ。
私は、こちらの方が好みでした。
アリ寄りの人間なので。
アリとキリギリスのバランスとり。
ある程度の蓄えを持った上で。
LIFE SHIFT2も出版されています。
まだ、私、読めていませんが。
「選択肢、学び続けて、残したい。」
人生を、もっと楽しく、快適に。
では、ありがとうございました!
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