【読書・情報】『認知バイアス事典』

認知バイアスのほとんどは、無意識に作用するもの。

まずは、バイアスの知識を得て、認識するところから。

KEN
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客観的・フラットな考え方ができるように。

著者   情報文化研究所
      山﨑紗紀子さん
      宮代こずゑさん
      菊池由紀子さん

監修   高橋昌一郎さん

出版社  フォレスト出版

出版   2021/4/26

ISBN978-4-86680-123-0

今回はこちらでお勉強。

「バイアスが掛かっている」という言い方は、「偏った見方をしている」時に使用。

認知バイアス

偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みなどを、幅広く指す言葉。

3つの研究分野からのアプローチ

論理学

認知科学

社会心理学

認知バイアスに分類される用語は、数百件以上存在。

KEN
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今回の書籍では。

3つの専門分野から、20項目を厳選。

合計60項目が紹介されています。

KEN
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今回の記事では。

・投資

・運転

上記に関係しそうなバイアスをご紹介。

KEN
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私、株式投資をしています。

長期投資。

投資に関係ありそうなものを、ピックアップしてみました。

投資について

株価の未来は、誰も正確には予想できないもの。

株価は、時に乱高下。

人の感情に左右されるのも一因。

「この銘柄の株価は上がり続けるはず」

そう思うのは、バイアスが掛かっているからかもしれません。

自分に都合の良い情報ばかりを集めないようにしたいものです。

また、相場は、局面によって、最適解は変化。

一つの成功体験に固執し続けるのも、危険かと。

ルール自体が変わるような時もありますし。

KEN
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投資判断は、自分で行うべきもの。

バイアスがかかっていないか、注意しつつ。

チェリー・ピッキング

都合の良い、特定の証拠だけに着目。

それ以外の不都合な証拠を無視。

KEN
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論理学系バイアス。

人は見たいものしか見ず。

そして、見せたいものしか見せない傾向があるとのこと。

KEN
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投資商品なんかでも。

都合の良いところだけ、切り取られて見せられていたり。

切り取り方次第で、評価が変わることは多々。

対策

あえて不都合な情報にはきちんと向き合って対策を考えるべき。

自分自身を守るためにも。

希望的観測

好ましい結果が起こることを、好ましくない結果が起こることより、期待すること。

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論理学系バイアス。

対策

絶望よりは、希望。

希望よりは、証拠

証拠がなければ、熱意と責任をプラスして物事を進めれば。

KEN
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株式投資では。

「このまま、もっと株価は上がるはず。」と思いがち。

でも、上がってはいくのは、長期で見て。

途中で乱高下を繰り返しつつ。

再現性を考えた場合は。

確証バイアス

自分の考えや仮説に沿うような情報のみを収集。

一方で、仮説に反するような情報は無視する傾向

KEN
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認知科学系バイアス

対策

自分の考えだけに固執せずに。

時には違う考えにも触れるようにして。

KEN
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相場は気まぐれ。

上昇時は、上がる理由がポンポン出て。

下落時には、下がる理由がポンポン出て。

市場参加者の願望に応じて?

極端に偏ることも多々。

KEN
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どちらも、認知科学系バイアス。

選択的注意

多くの情報の中から、必要なものを取捨選択すること。

周囲のざわめきの中でも、特定の話者の言葉だけを聞くことが可能なように。

選択的注意から外れたものに関しては、比較的大きな変化であっても、気づきにくい。

「注意」

環境に無数に存在する情報の1つへ焦点を当てる、スポットライトのような機能を持っている。

以下の動画の実験が有名だとか。

KEN
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短い動画です。

「白い服を着ている人が、何回ボールをパスしたか、数えて下さい。」

注意の瞬き

注意を払わなければならない対象が、短時間内に複数現れる時。

後続のものは、見落とされがちになる現象。

実験では

ターゲットが、0.5秒以内に2つとも提示された場合。

2つ目のターゲットは、見落とされてしまいがちだとか。

同時に物事を行うと

注意資源が枯渇し、一番注意を向けるべき対象をないがしろにすることも。

KEN
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視界に入っているはずでも。

「見えていない」「認識できていない」ことが。

運転中に起きたらと思うと、恐いですね。

認知バイアスのほとんどは、無意識に作用するものだとか。

まずは、バイアスの知識を得て、認識するところから。

客観的・フラットな考え方ができるように。

KEN
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興味を持たれた方は、是非、原著もご一読を。

KEN
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「バイアスに、陥らないで、考える。」

人生を、もっと楽しく、快適に。

では、ありがとうございました!

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