アレルギー検査を受けたので、どんなものかご紹介。
私、食物アレルギーがあります。
お肌も弱めです。
なんか痒くなったり。
今年は衣替えの時、湿疹が出ました。
いい機会(?)なのでアレルギー検査を皮膚科でしていただきました。
2022年11月中旬に受診。
アレルギー検査、保険診療で受けれることも。
症状に応じて受診
お子様
まず小児科。
その後、アレルギー性鼻炎なら耳鼻科、アトピー性皮膚炎なら皮膚科へなど症状に応じて。
大人
少ないがアレルギー科というのもあるとのこと。
皮膚科、内科、耳鼻咽喉科など症状に合わせて。
アレルギー対応の医院を探しておくといいとのこと。
検査項目にないものでもアレルギーを発症する場合があるとのこと
金属アレルギーは検査項目にはないですが、ある方いらっしゃいますものね。
「〇〇食べたら」「□□身につけたら」「△△の状況」だと不調をきたす場合がある方は医師に相談を。
かゆくなるだけがアレルギーではないとのこと。
私の場合、青のりたっぷりの和菓子を食べた後、かゆくはならないが、戻しそうになります。
今回、医師の方に聞いたところ、「ダメですね〜」とのこと。
食物アレルギー、色々あるんだなと。
検査方法2種
片方の検査では、反応が出ないこともあるとのこと。
私自身、アーモンドアレルギーがありますが、血液検査では陰性でした。
血液検査
私が今回受けたのはこちら。
皮膚検査
プリックテスト(スクラッチテスト)
短時間。即時型。
パッチテスト
24〜48時間かけて反応を見るとのこと。
血液検査料金、全額負担の場合1万5千円位?受診する所によって違いがあり?
最初、健康診断の時に、追加で受けようとしていました。
「高いけど、仕方ないか。これも健康への自己投資」と思っていました。
家族に言うには、「皮膚科にかかってる時には、保険診療で受けれる。」との事。
治療に関する事なら、公的保険の対象という事なのでしょう。
私自身、最近お肌のトラブルが頻発して、一度皮膚科に行こうと思っていました。
健康診断のオプション検査キャンセルして皮膚科で受けることに。
「普段、保険料支払っているので、使える制度は使わないと」ですね。
知らないうちに損する所でした。
ちなみに、敏感肌用の化粧水なんかも、保険診療の対象で購入できることもあるそうです。
皮膚科にかかっている時は。
血液検査料金、私が受診した所では、保険診療で6千円位
医師の方、「当院でのアレルギー検査、保険診療でも6千円くらいなので、受けない方多いんです。」とのこと。
でも受けました。
私見では、金額高いのは、単純に検査項目が多いからかなと。
保険診療だと、点数決まっているでしょうし。
診療明細書より(検査当日)
・特異的IgE半定量・定量 36種類 1430点
・免疫学的検査判断材料 144点
・B-V 37点
・非特異的IgE定量 100点
・抗核抗体(蛍光抗体法)半定量 102点
領収書より
再診料2回分込みで6220円でした。
検査の流れ
血液検査
普通に採血です。
1週間から10日ほどで結果が出るとのこと。
ただ、血液検査だけで、全てがわかるわけではないとのこと。
皮膚検査でないと、判別できない場合も。逆もあり。
他の症状と合わせて、医師の方が総合的に判断するとのこと。
検査項目
「この項目、何のこと?」というものもありました。
検査結果の用紙に用語説明が載っていなかったので、ネットで検索した簡単な説明を載せています。
詳細は医師の方の判断・説明を受けてください。
私が受けたのは、48項目。
トマト
モモ
キウイ
バナナ
卵白
オボムコイド
卵白の中にある主要なタンパク質。加熱してもアレルギーを起こす可能性がほぼ変わらないとのこと。
※血液検査だけでは卵アレルギーの検査にならないとのこと
鶏肉
豚肉
牛肉
ミルク
カニ
エビ
サケ
マグロ
米
大豆
ピーナッツ
小麦
ソバ
ゴマ
ラテックス
天然ゴムとの接触には注意が必要?
天然ゴム製品。
主にパラゴムの木のタンパク質が原因となる。
アナフィラキシーショックの事例もあるとのこと。
ゴム手袋・カテーテル・絆創膏などの医療用具など
炊事用手袋・ゴム風船・コンドームなどの日用品など
※石油を原料とする「合成ゴムラテックス」の製品では、タンパク質を含まないので即時型アレルギー反応の原因とはならないとのこと。
天然のものだから安心、というわけではないんですね。
アスペルギルス
真菌。
別名コウジカビ。
自然界において最も普通に見られるカビの一種。
約150菌種がこの属に含まれるとのこと。
カンジダ
真菌
シラカンバ
カバノキ科カバノキ属の落葉樹の一種
ハンノキ
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木
ヒノキ
スギ
ヨモギ
ハウスダスト1
ハウスダスト:室内のチリやホコリ
ダニの死骸や排泄物
人間の垢やフケ、毛髪
ペットの毛
衣服・寝具・絨毯の繊維クズ
食物のクズ など。
通常の掃除ではなかなか除去し切れない、非常に微細なチリ。
サバ
木の実ミックス
アーモンド
ヘーゼルナッツ
クルミ
カビミックス
アルテルナリア
ペニシリウム
クラドスポリウム
ブタクサミックス
ブタクサ:キク科ブタクサ属の一年草
オオブタクサ
ブタクサモドキ
イネ科ミックス
オオアワガエリ
カモガヤ
ナガハグサ
ハルガヤ
ギョウギシバ
イヌネコ皮屑ミックス
イヌ皮屑
ネコ皮屑
※皮屑とは、フケ(分泌物・表皮細胞)や、垢の事
※ペットのフケは0.001mm以下で、空中に浮遊。
知らない間に吸い込んでいることも。
ダニミックス
コナヒョウダニ
ヤケヒョウダニ
後日、検査結果を聞きに。説明も受けました。
上記検査項目の結果についての説明と、自分の免疫が自分を攻撃してしまっていないかの説明を受けました。
後者については問題なしでした。
前者については、概ね経験則通りの結果。
スギ花粉のみ陽性。ヒノキ偽陽性。
「青のりを食べると戻しそうになるのもアレルギーですか」
と聞いたところ、「ダメですね」とのこと。
人によって、色々アレルギーになるんですね。
意外だったのは、私、アーモンドのアレルギーがあるのですが、木の実ミックス(アーモンド・ヘーゼルナッツ・クルミ)の値が0だったこと。
数値に出ないことは、よくあることのようですが。
血液検査では出なくても、接触テスト(皮膚テスト)だと出たりと。
医師の方自身も、検査では陰性でも、食べてしまうとものすごく体調を崩す食べ物があるとのこと。
好きな物なのに、食べれなくなったそうです。
好物が食べれなくなるのはつらいですね。
ちなみに、衣替え時に湿疹出て通院したのが今回検査受けたきっかけでした。
「体、洗いすぎないことも皮膚には大事」とのこと。
ゴシゴシ洗うのが気持ち良くて好きなんですが、気をつけないと。
アレルギーについて
本来なら無害であるはずの抗原に対する免疫反応によって引き起こされる疾患。
ある種の物質の接種または接触により生体内に抗体が作られ、同じ物質の再摂取または再接触により抗原抗体反応が起きて病的症状が現れる状態。
蓄積された抗体が、自身の許容量を超えると発症。
コップ(自身の抗体の許容量)から、蓄積された抗体(抗原と結びついてできるタンパク質)があふれ出すとアレルギー症状を発症するイメージ。
花粉
対策
マスクやメガネで原因となる花粉を回避。
花粉症の場合は、症状が出る前の早めの治療が効果的とのこと
食物
ハウスダスト・ダニ
対策
部屋は換気をよく。
掃除はこまめに。週2回以上。
昆虫
対策
原因となる昆虫が多い場所には近づかないことが必要。
動物
対策
ペットとペットの飼育環境を清潔に保ちましょう。
カビ・真菌
対策
5〜7月、9〜11月は特にカビが活発に繁殖する時期。
浴室・台所・押し入れは風通しよく、こまめな掃除を。
金属アレルギー
化学物質過敏症
タバコの副流煙
シャンプー
化粧水
などで症状が出ることも。
私がアレルギー検査を受けた理由
健康管理のために
40代半ばになり、色々体に不具合が。
「敵を知るにはまず己から」みたいな格言もあったと思いますが、現状を把握してみようと。
経験則はありますが、具体的な検査はしたことがなかったので。
避けていくべき、食べ物や状況がわかればなぁと。
元々、食物アレルギーがあります。
①アーモンドを食べると痒くなります。
口やら目の奥やら。
②青のりたっぷりの和菓子食べるとえづきます。
普段からよく下痢します。
お肌のトラブルが最近増えてきました。
顔、カサカサする部分ができたり。
目の上あたり、赤くなったり、腫れたり。
今回受診して、皮膚は洗いすぎないことも大事と伺いました。
鼻炎
昔、耳鼻科にかかった時「鼻炎ですね。」と言われたことがありました。
外耳炎で通院したんですが。
ハウスダストに、アレルギーあるかを知った方が、まめに掃除するかなぁと。
普段、掃除さぼりがちなので。
数値、酷かったら空気清浄機も買おうかなと。
ただ、今回の検査結果では大丈夫そうでした。
もっとまめに掃除しないといけないなとは思いましたが。
感想・まとめ
普段よく食べるものでもアレルギーになることが
トマト・桃・バナナ・米・大豆・お肉・お魚・ごまとか・・・。
このまま何事もなく生きていければと願うばかりです。
「○○食べて」「□□身につけて」「△△の状況だと」不調を引き起こす場合はアレルギーかも
検査項目以外のアレルギーもあるので、一度医師に相談するのが良いかと。
できれば保険診療での受診を。
財布に優しく。
対策できるものには対策をして、健康を維持したいものです。
「アレルギー、このまま増えず、生きたいな。」
人生を、もっと楽しく、快適に。
では。ありがとうございました!
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